
仕入れ後に在庫切れが起きるのはなぜか。仕入れ実績20万点以上の経験から、その本当の理由を大解説します。
神戸バンブー代行のバンブーです。タオバオでの仕入れで一番避けたいのは、仕入れした後に在庫切れになることですよね。販売しているのになぜ在庫切れが起きるのか、その本当の理由を、仕入れ実績20万点以上の経験から大解説します。

下記でご紹介している事情は、バンブー自身の中国居住経験とビジネスの経験による考察です。全てのセラーや中国の方が当てはまるわけではなく、「傾向がある」というようにご参考いただければ幸いです。

タオバオは出店のハードルが非常に低く、費用もかからないために、非常に様々な出店者が混在しています。バンブーも以前タオバオで日本の商品を販売していたことがあり、現在もアカウントを保有しているくらいです。
そのため、きちんと運営されている店舗を見極めるのはとても困難で、実際に発注して届くかどうか・その商品がどうなのかを見てみないと本当のことはわからず、事前に知るのは非常に難易度が高いです。仮に1度発注して同じ店舗で同じ商品を発注しても、違った商品が来ることも多く、バイヤーからすると非常に頭が痛いです。
販売しているように見せかけて、受注発注をしているセラーはとても多いです。
流れの一例)セラー → 中国の仕入れ元 → 代理商 → メーカー
荷物はメーカーか代理商から直送されますが、これくらい中間業者のような業者が関連していることは中国では珍しくありません。タオバオへの問い合わせがあまりスムーズにいかない理由はここにあります。
大元のメーカーでさえ、最初は少し生産して、その後の受注状況を見て再生産するかどうかを決めているので、再生産するかどうかはその時点では誰もわからないのです……。なので一番フロントのセラーからすると、「在庫があれば発送されるし、なければ発送されません」というスタンスが基本となります。日本人からすると、あまり受け入れられないやり方ですよね。
人気のメーカーや人気の商品は1度目の生産量も多く、取り扱いたいセラーも多いために、画像検索をするとたくさんのセラーが出てきます。ですので在庫切れリスクを回避するためには、そのような商品を選定していくことで一定の効果が得られます。
→ 無在庫トラブルが起きにくいタオバオ店舗の選び方は別記事で詳しく解説しています。
在庫切れと回答が来たときに、別店舗でまだ売っているように見えることも多々ありますが、問い合わせると実は運営元が同じであることも多く、同様に在庫切れであることが多いです。違う店舗から問い合わせに入ると、問い合わせ先が同じであるためにすぐに分かります。
上記の理由により、本当の在庫の有無は発注してみないとわかりません。問い合わせても、中間業者たちもしっかり調べて答えてくれません。本当に発注してくれるかどうかわからない相手の質問に答えている暇はなく、それよりも実際に発注してくれた人のオーダーを手配した方が確実だからです。
そこで、実際に受注を取るために必ず「在庫あります」と回答が来ます。ところが「在庫があれば発送されるし、なければ発送されません」という基本スタンスのため、後日在庫切れになってしまうことがある、ということです。これが日本人からすると全く理解できず、「騙された、嘘をつかれた」という認識になるわけです。
アカウントを売買する目的、もしくは本当にショップを運営するけれど取引実績が少ないので、最初は見せかけの取引実績を積み上げるために格安で販売し、後日在庫切れキャンセルをする、というパターンもあります。
しかしながら、もちろん全てのセラーがそういうわけでもなく、数多くあるセラーの中にも優良店と言われるセラーは一定数存在します。まずは下記の記事を読んでいただき、試してみてくださいね。
→ 無在庫トラブルが起きにくいタオバオ店舗の選び方は別記事で詳しく解説しています。

「セラー → 中国の仕入れ元 → 代理商 → メーカー」という流れをご紹介したように、中国では代理商が昔から当たり前のように存在します。簡単に言うと販売代理店のような存在ですね。物流でも代理商がありますし、色々な業界で存在します。中間業者が増える要因でもありますが、中国という巨大な国だと仕方ないのかもしれません。
商品だけに限らず、不動産などでも「又貸しの又貸しの又貸しの……」なんてことは中国ではよくあります。工場だと「下請けの孫請けのそのまた下請けの……」というように、5つくらいあちこち行くこともあります。
中国は人口が日本の比じゃないくらいたくさんいます。中国語では「有人卖就有人买(売る人がいれば買う人がいる)」という諺があり、「買わないならいいです(他にたくさん人もいますし)」というのが基本的な感覚なようです。お金を払わない人のために、わざわざ本当に手間暇かけていろいろ調べてくれない、というのがここに起因します。
日本人は事前確認してトラブルが起きないようにすることが当たり前のように感覚としてあり、「事前に伝えてなければ悪い」とさえ思うこともしばしばです。中国では逆に「問題が発生したら、そのときに対処すればいい」という感覚のため、なんでも事前に確認したがる日本人はとても煩雑だと感じるようです。
中国と交渉する際は、ある程度オーダーしてからじゃないと(もしくは「こうしてくれたらこうオーダーする」とオーダー前提で)うまく交渉はできない、ということを経験上強く感じます。日本でもある程度は同じ部分があるかもしれませんね。
日本に比べると、非常に分かりやすいくらい本音と建前がはっきりしています。バンブーも最初は戸惑いましたが、慣れると日本人よりすごく分かりやすくていいなと思う面もあるくらいです。
上記の事情により、支払いをして初めて本当の事実が分かります。実際に発注して届くかどうか・その商品がどうなのかを見てみないと、本当のことはわからないのです。ただし、中国の文化に慣れていないうちは全く理解ができずに苦しむと思います。
あくまで「そういう事情が中国にはある」ということを知っていくことが、成功への要因の1つであることは間違いありません。実際にたくさん売り上げを取っているショップさんは、この辺りを変えていこうとするのではなく、その中でどううまく仕入れをしていくか、というスタンスで取り組まれているようです。弊社も代行業者としてできる限りのことをサポートしておりますので、お気軽にご相談ください(^^)
神戸バンブー代行は、仕入れにかかる総コストを計算し、いくらで売ればいくら利益が出るのかをシミュレーションしながら商品を検索できて、売れたら全て自動化できるシステムを完備しております。
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