
タオバオ・1688の服でよくある困ったこと。実寸の誤差と虚偽発送の手口、その対策と見極め方を解説します。
タオバオ・1688でよくある困ったこと。仕入れをしていると必ずぶつかる「実寸の誤差」と「虚偽発送」について、その実態と対策、見極め方を解説します。

タオバオの商品ページにも一応実寸の記載がありますが、あまり当てにならないことも多く、エンドユーザーにお届けした商品の実寸に大きな差があるとクレームにつながります。
日本だと「1〜2cm前後くらいの誤差があります」と記載があったりしますが(某大手オンラインショップ)、タオバオだと3〜5cmくらい誤差があると思っていた方がいいでしょう。ですが5cmを超えて実寸が違ってくるとサイズ感もだいぶ変わるので、返品か交換をおすすめします。ひどい商品だと丈が10cm短いなんてことも……。
あまり安すぎる商品だとこういう問題も起きやすいので、値段だけで選ばずにセラーの見極め方を覚えておく方がいいでしょう。
→ トラブルが起きにくい仕入れ先の選び方は別記事で解説しています。
これはレディースの安価なアパレルによくあるのですが、タオバオの商品ページではS・M・Lとサイズ展開して販売しているように見えて、実際に届いた商品を見ると実は全てフリーサイズでサイズシールが貼ってあったり、サイズタグだけそれぞれ付けて販売しているところも少なくありません。
生産する側からすると、サイズ展開が増えるほど効率が落ちてコストが上がるので気持ちはわからなくはないのですが、日本人にとってはいいやり方には思えない部分がありますよね。
これは同じ商品を色違いでオーダーされた時にしばしば起こります。例えばポロシャツでブラックMとホワイトMを1着ずつ仕入れたとして、入荷した商品をよく見ると大きさが違うことがあります。
それぞれ別の方にお届けするならまだわからないと思いますが、同じエンドユーザーに2着送ると「同じMサイズなのに大きさが違う」ということでクレームにつながります。これは製造元が違ったり、ロットが違ったり、サイズの付け間違えなどの要因が考えられます。
日本だと実寸やモデルの身長体重を参考にサイズを選びますが、タオバオでは身長と体重のみでサイズをお勧めしてくるのが通常です。
出品しようとして実寸がないタオバオ商品ページがあり、問い合わせてみると身長と体重を聞かれます。
と言った平行線のやりとりになります……。
販売する際には必ず「海外製品のため、誤差が大きい旨」を記載してわかりやすく表示し、購入前には一読してもらうようリマインドする。
サイズにシビアな大きいサイズの販売は避ける。もし販売するなら、価格が安くない仕入れ先を選び、売価を上げて販売する。サイズ展開をすると生産コストが上がるため、仕入れ値が安いということは、きちんと大きいサイズになっていないと予想されるからです。
実寸が書いてない商品は、出品をやめるか、同じ商品で別ページを探して記載するか、問い合わせて身長体重を伝えてお勧めサイズを聞きそれを記載します。もしくは、オーダーが初めて入った商品は依頼している中国輸入代行業者に採寸してもらい、その実寸を販売ページに記載し直す。ただし、次回同じ商品を仕入れても全く同じ商品が来ないこともよくあると覚えておきましょう。

実寸に関してできることは、正直いうとすごく限られています。タオバオの安価な商品は完全に中国国内向けの商品で、安いほど当たり前ですがクオリティが下がるので、サイズに関してはある程度諦めるという気持ちを持っていることも大事です。
中国輸入全体に言えることですが、あまり細かいことを気にしすぎると何もできず全く進みませんし、うまくいきません。
これは本当によくあります。発送ボタンだけ仕入れ先が押して、そのあとずっと動かないパターンです。

という意味ですが、これだと本当に発送されたかまだわかりません。数日この状態のままであることもしばしばだからです。この場合、神戸バンブー代行ではセラー発送済とは判断しません。本当に発送されていると判断できるのは、次の状態のときです。

ただし、これにも落とし穴があります。
上記のような場合、神戸バンブー代行ではセラーから発送されたと判断しステータスを「セラー発送済」に変更します。しかしながら、実際に届いたのは空の袋や封筒だけ……ということが稀に起こります。
これは別記事でも解説していますが、店舗の取引実績を増やすためだけの「空売り」のためです。
→ タオバオ在庫切れと在庫確認の舞台裏は別記事で解説しています。
実際に荷物が動いているので発送されたと判断するのですが、届いたのは全く別物……。いくらタオバオ側が悪いとは言え、お客様に説明するのがとても申し訳ないです。
これまた厄介なのが、全く関係のない別の荷物番号を入力して発送ボタンを押してくるパターンです。荷物が実際に動いていると判断してオーダーシステム上でセラー発送済にステータスを変更するのですが、実際には全然違う場所に届いているような記録になっていたりします。
間違えたのか故意なのか確実なことは言えませんが、後者の方が多い印象です。これも取引実績を積むためです。
これまた本当に厄介なのが、実際に荷物が動いている記録が見えるけれど、後日途中で止まったまま動かなくなるパターンです。仕入れ先に問い合わせると、
「実際には発送していません、在庫切れです。返金申請してください」
と回答があります。発送していないのに物流追跡でなぜ途中まで動きがあるのかはわかりませんが、仕入れ先はオーダーが入ると仕入れ元に手配をかけ、先に発送ボタンだけ押していきます。発送されれば問題なし、発送されなければ後日キャンセルを受ければいい、と考えているようです。本当に発送してから発送ボタンを押してもらいたいものですよね……。
以前は、空の封筒をわざわざ送るなんてことはありませんでした。発送ボタンだけ押してキャンセルを受ける、それで取引実績を重ねていけました。ところがタオバオ側の規制が厳しくなり、本当に発送しないとペナルティが課されるようになってからは、実際に封筒だけ発送し、データ上はあたかも本当に届いたように見せかけて、ペナルティを受けることなく取引実績を重ねられる、というわけです。
上記のような状況をできるだけ避けるためにも、仕入れ先の店舗や商品はよく慎重に選ぶことをおすすめします。
→ トラブルが起きにくい仕入れ先の選び方は別記事で詳しく解説しています。
神戸バンブー代行は、仕入れにかかる総コストを計算し、いくらで売ればいくら利益が出るのかをシミュレーションしながら商品を検索できて、売れたら全て自動化できるシステムを完備しております。
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