- 中国輸入
- 2022年3月6日
- 2024年6月5日
神戸バンブー代行のバンブーです。
中国輸入にあたって絶対に気をつけないといけないポイントの1つに著作権侵害があります。
販売している商品が実は商標登録されているブランドだった、、、なんてことにならないように怪しい商品は事前に調べることをお勧めしております。
この記事ではその調べ方を解説します。
※こちらの記事をお読み頂いてトラブルが発生したとしても恐れ入りますが責任は負い兼ねます。
商標権
定番のJ-PlatPatで検索する
専門家の弁理士さんも利用している定番の著作権などの検索サイトです。
こちらの商標の中の商標検索をクリックします。
検索項目のところを商標(検索用)にして右側のキーワードに検索するブランド名と思しき名前を入れます。
ここではわかりやすく有名なブランドで検索してみましょう。
そうすると下にたくさん出てきます。
左側の登録番号のリンクをクリックすると詳細が記載されており左下のところにどの商品区分で出願されているのかがわかります。
原則こちらで検索してヒットするようなブランドっぽいロゴはやめておいたほうがいいでしょう。
Googleで検索してみる
次に実際にGoogleなどで検索してみてそれっぽいサイトで販売されているかどうかをみてみます。
自分は知らなくても一部の間で人気だとか、例えばゴルフの有名なブランドだとかいう場合もありますので必ず検索してみましょう。
できれば検索してサイトだけでなく画像の方も見てみるといいと思います。
下手すれば訴えられる
これは専門家の方に聞いたことがあるのですが、通常は警告から入って取り下げたり報告書を出せば許してくれることもあるのですが、いきなり訴えられるケースなどもあるそうです。
大手のネットモールだと一発退店で罰金を喰らうケースもネット上で見受けられますのでうっかりそのようにならないように事前に確認するようにしましょう。
検索してもよくわからない、場合には弊社にお問い合わせ頂いてもある程度お伝えはできると思いますし、弁理士さんにお問い合わせ頂くのも良いと思います。
意匠権
同じくJ-PlatPatで検索する
ここでは有名なバーバリーチェックについて調べてみます。
検索項目のところを「出願人/権利者」にして右側のキーワードの部分にバーバリーと入力し、検索ボタンを押します。
そうするとあの有名なチェック柄は出てきませんね。
こちらはデザイン登録はされていないことになります。
そこで商標登録の方で検索をしてみますと現在出願中ということがわかりました。
また、専門家によりますと登録されてなくても誰がみても明らかにあのブランドのデザインだとわかるレベルのものは避けたほうがいいとのことです。
例)
・アディダス三本ライン
・バーバリーチェック
・ヴィトンのモノグラムのような柄
など。
※注意点は正式名称で検索するのが必要だそうです。
同じくGoogleで画像検索してみる
Googleは画像検索ができますので有名なデザインかどうかをGoogleで画像検索してみて確かめてみましょう。
特段出てこなければおそらく大丈夫と判断してもいいと思いますが微妙だなと判断に迷う場合は避けておくほうが無難だと思います。
同じく下手すれば訴えられる
こちらも商標と同じなのですが、警告や報告書で済むこともあればいきなり訴えられることもあるそうで、外資系の方が厳しい傾向があるそうです。
余談ですが訴えられる場合は民事と刑事があって、非常にざっくりいうと民事は賠償請求的な裁判で、刑事は犯罪になるかどうかです。
コピー商品などは刑事で犯罪、賠償請求は民事で犯罪ではないですが多額の賠償を求められますし何より精神的なダメージが大きいのは想像に難くないですよね。
訴えられなくてもどこかモールに出店してる場合には一発退店で罰金を喰らう場合もありますので注意が必要です。
まとめ
- 専門家も使う検索サイトで調べる
- 検索エンジンで検索してみる
- いきなり訴えられることもある