中国輸入 無在庫で関税はかかるのか

中国輸入 無在庫で関税はかかるのか
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神戸バンブー代行のバンブーです。

中国から輸入する際に気になるのが関税などの税金関係。特にエンドユーザー直送は特殊な形態のためにどうなるのか最初はわからない人も。

この記事では直送の場合どのようになっているのかを解説いたします。

かからないことがほとんど

結論から書きますと関税などはかからないことがほとんどです。というのも直送の場合は受取人が便宜上輸入者となり、個人で輸入する際(個人使用)は以下の場合を除き免税となるのが基本だからです。

どんな時に関税は発生する?

  • 商業貨物として申告した場合
  • 国際運賃を含む商品価格の合計が1万6666円を超えた場合
  • 本革製品や編み物の場合(金額に関わらず課税)
  • 1梱包で着数が多く、商業貨物と税関で判断された場合
  • 1梱包では許容範囲でも同日に複数梱包に分かれており、商業貨物と税関で判断された場合

明確なルールはあるものの最終的には税関のその時の判断となります。神戸バンブー代行では金額は1万円までくらい、着数は5~10着くらいまで(小さいものだと15着くらい)を推奨としております。

→税関ページ「少額輸入貨物の簡易税率

関税が発生した時の計算方法

1万6666円を超えて20万円未満の場合だと簡易税率が適用されます。

例)商品代金が2万円の場合

2万×簡易課税0.6×10%の関税=1200円
2万×簡易課税0.6×10%の消費税=1200円
関税1200円の10%消費税=120円

合計2520円となります。

無在庫直送

関税の支払い方法

直送で万が一課税となった場合には元払いとなり、後日弊社より請求となりますので着払いにはなりません。

まとめ

  1. かからない場合がほとんど
  2. 条件によってはかかる場合がある
  3. かかる場合の計算は簡易税率
  4. 支払いは元払い

この記事を書いた人

バンブー社長 代表取締役社長 / 男性

竹村政彦 出自:1982年10月生まれ。兵庫県出身。2児の父。 趣味:ロードバイク、一番レフ、カラオケ 中国歴:2006年〜現在 経歴:就職後すぐに中国への出張へ同行しショックと魅力を同時に体感し北京語の学習を開始。 中国工場でOEM商品を開発生産し日本への卸や小売りをするアパレル雑貨系専門商社で8年中国側の業務に携わる。 北京語と中国工場との取引経験を活かし中国輸入で独立。 上海での滞在歴6年。 無在庫販売で取り扱った点数は40万点を超える。 「株式会社MCT COMPANY 代表取締役」 「慕兹特(上海)贸易有限公司 董事长」

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