- 中国輸入
- 2022年3月4日
- 2024年8月8日
神戸バンブー代行のバンブーです。
中国から輸入する際に気になるのが関税などの税金関係。特に始めたばかりの頃は人がほとんどだと思います。
この記事ではどんな時に関税がかかり、どんな時にかからないのかをご紹介いたします。
いくらから関税は発生する?
最初のうちは細かいことは分かりづらく覚えにくいと思うので以下の2ポイントを覚えておきましょう。
- 国際運賃を含む商品価格の合計が1万6666円を超えた場合
- 本革製品や編み物など金額に関わらず課税となる商材の場合
関税と消費税の計算方法 いくらかかるのか
個人輸入の場合
個人輸入とは個人で使用することを目的とした際の場合で計算方法は以下となります。
関税=(商品代×0.6)×関税率
国際運賃を含め1万6666円を超えて20万円未満の場合だと簡易税率が適用されます。
→税関ページ「少額輸入貨物の簡易税率」
20万円以上の場合だと実効関税率が適用されます。
→税関ページ「実効関税率」
例)商品代金が2万円のアパレルの場合
2万×0.6×簡易課税10%の関税=1200円
2万×0.6×10%の消費税=1200円
関税1200円の10%消費税=120円
合計2520円となります。
商用輸入の場合
商用輸入とはその名の通りビジネスのために輸入をする際の場合で以下のように計算します。
関税=(商品代+国際運賃+手数料など)×関税率
20万円未満の場合だと簡易税率が適用されます。
→税関ページ「少額輸入貨物の簡易税率」
20万円以上の場合だと実効関税率が適用されます。
→税関ページ「実効関税率」
無在庫直送ではかからないことがほとんど
無在庫でエンドユーザー直送の場合は関税などはかからないことがほとんどです。というのも直送の場合は受取人が便宜上輸入者となり、個人で輸入する際(個人使用)は以下の場合を除き免税となるのが基本だからです。
明確なルールはあるものの最終的には税関のその時の判断となります。神戸バンブー代行では金額は1万円までくらい、着数は5~10着くらいまで(小さいものだと15着くらい)を推奨としております。
関税はいつ払う?支払い方法
後日請求書が届く
課税となった場合には輸入申告をする業者が立替で支払い、後日請求が届く流れが一般的となっております。
この場合には手数料がかかったりする場合もあることを覚えておきましょう。
代引き
DHLやFEDEXなどの一部の物流業者では荷物が届いた際に関税などを代引きで支払う方法もできますが、格安の国際物流などはできないことがほとんどです。
口座振替
リアルタイム口座と言われる関税を口座振替で支払う方法で、昨今利用者が増えているようです。
申告業者も立替をする必要もなく、支払う側も手数料など取られませんし支払い操作の手間も省けて大変便利な制度です。
最終は税関の判断
課税になるかどうかは最終的に税関の判断となりますので見積もりなどを完全に鵜呑みにすることは危険です。
もし気になる場合にはどのような内容で申告をしてくれるのか事前に確認をとってから発送してもらうことをおすすめします。
まとめ
- 商品代が16,666円以上だとかかる
- 商品によっては金額に関わらずかかる場合がある
- 個人輸入と商用輸入では計算方法が違う
- 関税の支払い方法は立替が多い
- リアルタイム口座がお得で便利
- 最終的には税関の判断となる。