- 中国輸入
- 2022年3月15日
- 2024年2月24日
中国輸入では必ずといって問題となるのが入荷した商品の不良です。
タオバオや1688を仕入れ先とした場合、入荷商品には以下のような特徴がございます。
・品質の良し悪しに差がある
・商品ページの見本画像と仕様に差がある
神戸バンブー代行では仕入代行をしながら少しでも不良を減らす事ができるよう「あんしん検品」を実施しております。
ただ、上に述べました「差」については小さなものから大きなものまで幅広く、全てを問題にしていくと出荷できる商品は限りなく少なくなってしまいます。
また、タオバオのセラー側からすると、少々の不良や作りの甘さはある程度「込み」で販売をしております為、代行し仕入れを行っている弊社としてはセラーと上手く長く付き合っていく必要があり、あまり細かい部分を問題にしセラーへ返品を繰り返す事ができないという事情があります。
突き詰めて細かく見ればどこかに問題のある商品が入荷する頻度・リスクは高く(入荷商品の不良率についてのページはこちら)、また検品作業員も限られた時間の中で大量の入荷商品を見ていく都合上100%不良品を避けることは弊社の過失を問わず保証出来かねております。
そのため、商品をお客様宅にお届けした後に問題が生じた場合でも基本的に全額を補償することが難しくなっております。
不良内容に合わせた補償事例を下記でご紹介いたしますのでご参考くださいませ。
(※下記はあくまでも例となりその時々の状況で熟考し判断をさせて頂きます。)
【全額補償】の場合がある例
◆サイズ間違い: L注文 → Mがお客様宅へ届いたなど
◆明らかなカラー間違い: レッド注文 → ブルーがお客様宅へ届いた届いたなど
※類似色のカラー違いの場合は対象外になる場合あり: グレー → 商品ページより色が濃いor薄い
◆明らかなデザイン違い:
・半袖 → 長袖で届いた
・柄モノ → 無地で届いた
・ロングブーツ・ショートブーツ
※柄のパターン違いは対象外
【商品代の全額返金】の場合がある例
●外観チェックで不備が容易に発見出来る
(例:片方だけベルトの付き方が反対についている)
(例:右見本画像にあるはずの花の装飾品が付いていない)
●大きな汚れや破れ
●商品作成時の不良→ パンツの紐が前後逆についている
●縫製不良 大
●パーツ不足 機能する為には不可欠な金具がついていないなど
(例:バックルがついていない)
●チャックが縫われておらず破れ発生
●裏地の縫い付けが不良で、表面に露出している
●商品に異物混入
例:ジャケットのポケットに紙袋と爪楊枝が混入していた。
【商品代の一部返金】の場合がある例
●商品の一部,裏表逆に縫われている
●ニットの袖がほつれていき裂けた
●ニットに穴が開いていた
●小さなシミ、穴 ※比較的容易に発見出来る箇所
●チャック破損
●ポケットに穴が開いていた
【検品代相当の返金】の場合がある例
●商品の付属品がなかった
(例:背中部分の紐なしでお客様へ届いた)
●ボタンが取れた、破損 ※強度については検品対象外のため、補償不可の場合あり
●小さいシミ、穴
●シワが原因でクレーム
●金具などの付属品が壊れている
●縫製不良
●ボタンのデザイン違い ※比較的容易に発見出来るもの
●ベルトのメッキが剥がれる
●細部や付属品の破損
(例:リボンの切口がギザギザ)
【補償なし】※検品対象外の項目について商品発送後、問題が発生した場合
●壊れやすそうな商品の破損
(例:ストーンやビーズの取れ)
●オプションの実施し忘れ
・補償なし、オプション料金のみ返金
●輸送中と思われる商品破損
●柄物デザインのパターン違い
●サイズ表記と実寸の違い
●生地感の違い
●外装の破損
●左右対象になっているか
●実際の着用可否
●その他 検品対象外となっている項目
【まとめ】
●商品本体や主要部分の不良・破損・汚損
・広範囲+発見容易 → 商品代全額
・一部分+発見容易 → 検品代~商品代一部
・一部分+発見容易でない → 補償なし~検品代
●商品のパーツや付属品の不良・破損・汚損 ※ジッパー、ボタン、その他付属品
・広範囲+発見容易 → 検品代~商品代一部
・一部分+発見容易 → 補償なし~検品代の一部
・一部分+発見容易でない → 補償なし
●外観チェック
・仕様変更が広範囲で商品画像から容易に発見できる → 商品代一部~商品代全額 ※柄と無地の違いや明らかな模様の違い
・仕様変更が一部分で違いを容易に発見出来る → 補償なし~検品代 ※柄のパターン違い、パーツや付属品の違い
・仕様変更が一部分で商品画像から発見が容易でない → 補償なし ※ロゴの違い、パーツや付属品の違い