神戸バンブー代行のバンブーです。
虚偽発送と同じくらい悩ましいのが実寸などのサイズに関することです。(アパレルの場合)
この記事ではタオバオ仕入れのアパレルサイズについて詳しく解説していきます!
誤差と言えないほどの大きな誤差

タオバオの商品ページにも一応実寸の記載がありますが、あまり当てにならないことも多くエンドユーザーにお届けした商品の実寸に大きな差があるとクレームにつながります。
日本だと「1~2cm前後くらいの誤差があります」と記載があったりしますが(某大手オンラインショップ)タオバオだと3~5cmくらい誤差があると思っていた方がいいでしょう。
ですが5cmを超えて実寸が違ったりしてくるとサイズ感もだいぶ変わってくるので返品か交換をすることをお勧めします。
ひどい商品だと丈が10cm短いなんてことも・・・・・。
あまり安すぎる商品だとこういう問題も起きやすいので値段だけで選ばずにセラーの見極め方を覚えておく方がいいでしょうか。
実は全てフリーサイズ
これはレディースの安価なアパレルによくあるのですが、タオバオの商品ページではSMLとサイズ展開して販売をしているように見えて実際に届いた商品を見ると実は全てフリーサイズでサイズシールが貼ってあったり、サイズタグだけそれぞれつけて販売しているところも少なくありません。
生産する側からするとサイズ展開が増えれば増えるほど効率が落ちてコストが上がるので気持ちはわからなくはないのですが、日本人にとってはいいやり方には思えない部分がありますよね。
同じサイズだけど大きさが違う
これは同じ商品を色違いでオーダーされた時にしばしば起こるのですが、例えばポロシャツでブラックMとホワイトMを1着ずつ仕入れたとして、入荷した商品をよくよく見ると大きさが違うことがあります。
それぞれ1着ずつ別の方にお届けするならまだわからないと思いますが同じエンドユーザーに2着送ると同じMサイズなのに大きさが違うということでクレームにつながります。
これは実は製造元が違ったりロットが違ったり、サイズの付け間違え、などの要因が考えられます。
実寸じゃなくて身長体重で勧めてくる
日本だと実寸やモデルの身長体重を参考にサイズを選びますが、タオバオでは身長と体重のみでサイズをお勧めしてくるのが通常となっております。
出品しようとして実寸がないタオバオ商品ページがあり、問い合わせてみると身長と体重を聞かれます。
バンブー:いや、こっちは実寸が知りたいんだけど・・・・・
タオバオ:いや、身長と体重教えてくれたらお勧めサイズを言うよ!
と言った平行線のやりとりになります。。。

対策
販売時に注意書き
販売する際には必ず「海外製品のため、誤差が大きい旨」を記載してわかりやすく表示をし、購入前には一読してもらうようにリマインドする。
大きいサイズは避ける
サイズにシビアな大きいサイズの販売は避ける。もし販売するなら価格が安くない仕入れ先を選び売価を上げて販売する。
というのも上述のようにサイズ展開をすると生産コストが上がりますが、仕入れ値が安いということはきちんと大きいサイズになっていないと予想されるからです。
実寸がない商品は
実寸が書いてない商品は出品をやめるか、同じ商品で別ページを探してみて記載をするか、問い合わせて身長体重を伝えてお勧めサイズを聞いてそれを記載するかとなります。
もしくはオーダーが初めて入った商品は依頼してる中国輸入代行業者さんにお願いして採寸してもらいその実寸を販売ページに記載し直す。
ただし次回同じ商品を仕入れても全く同じ商品が来ないこともよくあることは覚えておきましょう。
最終はある程度諦める

実寸に関してできることは正直いうとすごく限られてます。
タオバオの安価な商品は完全中国国内向けの商品で安いほど当たり前ですがクオリティが下がるのでサイズに関してはある程度諦めるという気持ちを持っていることも大事です。
中国輸入全体に言えることですがあまり細かいことを気にしすぎると何もできず全く進みませんしうまくいきません。
まとめ
- 誤差と言えないほどの誤差がある
- 実は全てフリーサイズの時がある
- 同じサイズだけど大きさが違う時がある
- 実寸じゃなくて身長体重で勧めてくる
- 対策はあまり多くない