中国輸入 無在庫でBASEカードは使うに値する?

中国輸入 無在庫でBASEカードは使うに値する?
この記事は約 5 分で読めます

神戸バンブー代行のバンブーです。

BASEカードの利用が開始されましたね、この記事では中国輸入で無在庫販売をするにあたって実際にどうなのか、使う意味があるのか?という点において考察していきます。

まずおすすめの結論

作成は簡単だしお金はかからないのでBASEカードを作成しておいて本人確認をして限度額を上げておく。

それから手持ちのクレカのポイント還元や保険、年会費、限度額など全て考慮してBASEカードとどちらをメインで使うかを決めるのがいいと思います。

というのも人によっては役に立つかもしれないし、人によっては使っても使わなくてもどちらでもいいと思うからです。その理由を順番に説明して行きます。

最大のメリットは

資金繰りに役立つ

売上金の入金を待たずに利用でき資金繰りの役に立つという点。

通常BASEで売り上げが立った後は振り込み申請をして一定期間後に自分の指定口座に振り込まれるという流れですがそれを待たずに売上からカード利用ができるので資金繰りが厳しい時などに役に立つということだ。

しかしながら中国輸入の無在庫販売の場合、これに関しては正直クレジットカードを何枚か持っていればそれで事足りるような気がします。というのもクレジットカードは通常口座に残高がなくても限度額内であれば利用ができますのでBASEからの入金を待たずとも利用が可能です。

ほとんどの中国輸入代行業社ではペイパルが使えるのでクレジットカードが使えます。

無在庫直送

クレカを何枚か持つデメリット

懸念点があるとしたら限度額がすぐいっぱいになることだが何枚か持っていれば100-150万円くらいは使えるだろうし年会費無料のカードも昨今ではたくさんあります。

ただその場合には締日と引き落としの日がバラバラなのでやや煩雑かもしれません。

そもそも月間100万円以上の利用があるということは売り上げもたくさんあるということなので限度額を高くしたり高くできるカードを作ればそれで解決されると思います。

手数料がかからない

BASEカード保有に年会費、入会金、決済手数料等はかからないそうなので、手数料をかけて入金をしてもらうよりお得だよということだそうです。

作成は一瞬

試しに作成してみましたがボタンをクリックするだけでカード番号などすぐに発行され即時使えるようでした。これは通常のクレジットカードに比べて本当に一瞬で簡単でした。

BASEカードの懸念点

セキュリティが心配

自分一人しか店舗にログインしませんということであれば問題ないが、2人以上でログインする場合には誰でもセキュリティコード含めカード情報ページが見れるのでセキュリティ上は少し心配。

手元にカードが来ない

ヴァーチャルカードなので実際にカードが手元に来るわけではない。なのでお店などで使う際にカード番号とかだけでいけるのか?という点が気になります。

リアルカードが発行される予定だそうです。
2022年春

ポイントがつかない

それから利用に対してのポイントがつかない。昨今支払い時のポイント獲得はだいぶ浸透してきており、クレジットカードでも1%前後の還元があるカードも少なくない。

その中で資金繰りのメリットのためにBASEカードを使う意味がそこまであるだろうか。

限度額が低い

本人確認をしても1回100万円、1ヶ月で100万円とオフィシャルページに記載がありました。

これも売り上げ残高が100万円ある前提です。もし売り上げ残高が少なければそれが上限となるようです。銀行に残高がないと使えないデビットカードのようなイメージですね。

1ヶ月あたりは利用状況によっては変更されるとの記載がありますが、どこまで高くできるのかは現状不透明。

保険がついてない(と思われる)

これは探しても見つからなかったのだが、通常クレジットカードには海外保険などの各種保険がついていることが多く、BASEカードには見当たらない。

無在庫直送

中国輸入の無在庫ではこれがおすすめ

無在庫直送は資金が要らないと思われがちですが、売れれば売れるほど資金繰りは厳しくなります。

というのも仕入れや送料は先払い、入金は後日だからその間キャッシュが足りなくなるからです。

最初一定期間ペイパル(クレカ)で仕入れ

売り上げを立てて行き少しずつキャッシュを増やす

タイミングを見て銀行振り込み切り替え

最初はペイパル手数料がかかりますが資金繰りを考えると手数料を払って資金繰りを解決するのはとても合理的です。

もしこの流れで行くなら最初にクレカを持っていることになるので売り上げが立ってからしか使えないBASEカードはますます必要性は高くないかもしれません。

ですがクレカはカード会社によって限度額や年会費の問題もありますのでBASEカードも一応作っておこうかというわけです。

通常事業は資本金として最初にある程度まとまった資金を用意しますが、それが融資などの場合は金利を払う(手数料を払う)ので同じと言えば同じとなります。

もしくは不用品をメルカリなどで売ってしまって数万円から始めるのもよくあるやり方ですよね。

まとめ

  1. おすすめは通常クレカと併用もしくは保有のみ
  2. 通常クレカを持ってれば事足りることがほぼ
  3. 手数料はなく作成がとても簡単
  4. 懸念点がいくつかある
  5. 中国輸入ではペイパル→銀行振り込みがおすすめ

この記事を書いた人

バンブー社長 代表取締役社長 / 男性

竹村政彦 出自:1982年10月生まれ。兵庫県出身。2児の父。 趣味:ロードバイク、一番レフ、カラオケ 中国歴:2006年〜現在 経歴:就職後すぐに中国への出張へ同行しショックと魅力を同時に体感し北京語の学習を開始。 中国工場でOEM商品を開発生産し日本への卸や小売りをするアパレル雑貨系専門商社で8年中国側の業務に携わる。 北京語と中国工場との取引経験を活かし中国輸入で独立。 上海での滞在歴6年。 無在庫販売で取り扱った点数は40万点を超える。 「株式会社MCT COMPANY 代表取締役」 「慕兹特(上海)贸易有限公司 董事长」

トップへ